菅◯将暉さんのオシャレニット

昨年の紅白歌合戦。菅◯将暉さんが登場。特にファンというわけではなかったが、かわいい顔立ちだなぁと思ったことはあり、よく見ると鼻の形が芸術的なレベルで美しいなぁと思いながら見ていた。途中、そういえばご着用のグレーのざっくりしたドロップショルダー(?ドルマンスリーブ?)のニットが超オシャレであることに気づいてしまった。

 

インターネットというのは凄い。次の瞬間に"菅◯将暉" "ニット"で検索したらすぐに見つかった。それはマ◯ジェラのニット、お値段なんと¥107,800。シェー!!(いや、インターネットというか、どこのニットかをご存知で即座に情報を上げている方々が凄い。)


それまであまりドロップショルダーのニットを欲しいと思ったことがなかったのだが、その後何日かそのニットのことが忘れられず。もちろんマ◯ジェラのは無理だから、マ◯ジェラのお値段の1/6くらいの少しだけ似た雰囲気のものをネットで見つけて迷っていた。

 

更に数日後、ちょうどとあるアーティストのライブで繁華街に行く予定があり、ライブ前に少しだけそのお値段1/6くらいのニットが置いてある店を物色。あった!イメージ通り!しかもラッキーなことにセールになっていて3割引!マ◯ジェラのお値段の1/9位で買うことができ(まぁマ◯ジェラではないですからね…)、私の物欲はめでたく満たされたのだった。

 

(後日、美容院にそれを着て行ったところ、担当の美容師さんが「ニットかわいい、いつも着ない感じで珍しいですね」と。さすが良く見ていますね。菅◯将暉さんが紅白で着ていたニットのくだりから説明したら美容師さん大爆笑。)

 

こんなこともあったなぁと、今年もそろそろそのニットを着る季節がやってきたことで思い出したのでありました。

 

興味がおありなら、"菅◯将暉" "ニット"でネット検索するとどんなニットか出てくるはずなので、良かったらどうぞ。

 

ついでに、"菅◯将暉" "鼻"で検索すると彼の鼻の美しさに魅せられた方々の熱い想いに触れることも出来るので、良かったら。

 

 

 

 

 

胃カメラの極意

数年前、初めての胃部X線検査(バリウム検査)は、発泡剤の後のバリウムを最後まで飲み干せなかった(ガスが上がってくるのをどうにも我慢できなかった)ことからあえなくリタイアしました。

 

その翌年からは毎年、上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)を受けるようにしています。何度か経験した結果、比較的楽に受けられるコツを掴んだように思いますので、今ここに書き留めておきたいと思います。

※全ての方に当てはまるとは限りません。

※経鼻法に関するものです。経口法は未経験なので不明です。

 

第一に、鼻から注入される喉の麻酔薬をしっかりすすり喉の奥に到達したら飲み込む、という動作を何度も繰り返し、喉に十分に行き渡らせることが大事だと思われます。

麻酔薬は甘苦いのであまり快いものではありませんが、そこは我慢しながら、しつこいくらいにすすって飲み込みます。実は初めての胃カメラ検査の時にこの麻酔薬の味が嫌だったので、翌年これを飲み込む動作を一度だけにしてしまったところ、喉の麻酔の効きがイマイチだったようで内視鏡の管が喉に当たる際の反射がウェェウェェとそれはもう酷かったです。

 

第二に、喉の麻酔が完全に効いた後は、全てのヨダレをティッシュに吐き出すことが大事だと思われます。喉に麻酔が効いているのにヨダレを飲み込もうとするとウェェとなります。検査前に通される準備スペースにはティッシュが設置されていると思いますので、ふんだんに使わせてもらってヨダレはどんどん吐き出します。

 

喉の麻酔が効いた頃、いよいよ検査室に通されます。ベッドに横になると看護師さんが口元にティッシュを大量にあてがってくれます。間もなく鼻から内視鏡が挿入され、ここでもとめどなく溢れ出てくるヨダレは全てこのティッシュに吐き出します。飲み込もうとするとウェェとなります。看護師さんは常に優しく背中をさすってくれ、口元のティッシュがヨダレで飽和状態になる直前のタイミングを見計らって次に使うティッシュを再び大量に置いてくださる。本当に素晴らしいです(私の通うクリニックに限るかもしれませんが)。

 

今年の検査は、上記2点に集中することによって、自分史上最も喉の反射(ウェェ)が少ない状態で終えることができました。この2点は胃カメラを楽にする上でやはり重要なのではないかと実感した次第であります。

 

 

ヒジキの煮物に思いを馳せる

先週いつもより肌が荒れていたため、今週は心持ち野菜豊富な食生活にしてみました。すると、肌に対する効果はまだ分からないもの、明らかにお通じが良くなったので、野菜豊富な食生活はやはり身体に良いものなんだなぁと思い知ったのでありました。


野菜豊富か……。そういえば料理が何かと面倒で、久しく副菜というものを作っていない。副菜の代表的な存在(と私は思う)、ヒジキの煮物も長らく作っていないなぁ。


ヒジキ=鉄分補給という印象が強かったので、ヒジキの煮物の鉄分のほとんどが実は調理に使った鉄鍋由来だったという事実を知って以来、ヒジキの煮物を作るのがバカらしくなってしまっていました。その代わりに鉄鍋で調理する頻度を上げれば鉄分が摂取できるから良いだろうと。


しかしふいに気になって、「ヒジキ」「栄養」でネット検索。ヒジキの鉄分は以前言われていた1/9であるものの決して少ないレベルではないとも書かれているし、なんと、カルシウムと食物繊維が豊富な食材であると書いてあるではありませんか…!


野菜豊富な生活でお通じが良くなったのは、紛れもなく食物繊維のおかげだと思うのです。ヒジキの煮物、そうか、食物繊維も多かったのか……。好きなおかずではあるのですよ、ヒジキの煮物。たまには重い腰を上げて作りましょうかね。


料理の苦楽を分けるもの

以前は好きだったはずの料理という家事が、今はこんなに嫌いになってしまったのはどうしてだろうと常々考えてきたのですが、先日在宅ワーク時の昼に1人分の具沢山スープを作ってみて、かつ、それが苦ではなかったことから少し分かった気がします。


1人分の料理は材料が4人分と比べ遥かに少ない。短時間で材料が切れる。コレ飽きたとか嫌いとかの文句を言われない。余ったら翌日の自分の食事に回せて翌日の調理の手間を減らせる。1人分の調理は4人分に比べて断然楽だと。


そうだ、料理を楽しんでやっていたのは1人分を作っていた時だった。結婚してしばらくの間も、夫が社食で夕飯を食べて来られる会社だったから自分の分をどうにかすれば良かったし、あの頃は負担感が断然少なかった。


子供が食物アレルギー持ちで使える食材に制限があるとか、惣菜や冷食で使えるものが少ないとか、好きな辛い料理が作りづらいとかが原因かなぁ……などとも考えていましたが。

それも多少ありつつ、使う材料の量が増えて、調理にかかる時間が増えて、飽きたとか嫌いとかの文句を言われることもあり、仮に余っても翌日の全員分には足りないから毎日の調理必須。全然同じ仕事ではない!!嫌いになるのも無理はないですね。納得。

あの料理の正体は

息子がどうぶつの森で魚を釣るのにハマっており、最近はパイクが釣れたなどと言って喜んでいます。


ふと、パイクとはどんな魚だろうと思いネット検索してみたところ、ノーザンパイク、または北カワカマス、とありました。そして、フランスのローヌアルプ地方ではこの魚をつみれ状にした料理「クネル」が有名、とも。


つみれという単語から、とある料理を思い出したのです。大学時代に1カ月短期留学していた、フランスのアヌシーの語学学校の学食で食べた名前もわからない不思議な料理。モチっとしたハンペンかチクワブのような食感で、薄黄色の細長い円筒形をしており、黄色っぽいソースがかかっていて、そして残念ながらあまり美味しくなかった。ステイ先のファミリーに「今日の昼は何を食べたの?」と聞かれて、何だかわからないけど柔らかいこんな形のもので美味しくなかったんだ、と答えたのをよく覚えています。


更に「クネル」で検索すると、フランスのローヌアルプ地方のリヨンの郷土料理で、川カマスのすり身に乳製品や小麦粉を加え、円筒形や小さなラグビーボール状に成形し、茹でてソースをかけたり焼いたりグラタンにするという情報が。円筒形のクネルらしきものに黄色っぽいソースがかかっている写真や、フランスのハンペンのようなもの、という記述も見つかりました。そして、アヌシーもローヌアルプ地方。あの料理はクネルに違いない!!


かくして20年間も謎だったあの料理の正体が明らかになったのでした。在仏の友人にも確認してみたところ、それはきっとクネルだと思うけど自分はあまり好みではないとのことでしたが、本格的な料理店で食べてみれば実は美味しいものなのかもしれません。早速、自宅から訪問可能なリヨン料理のレストランもチェックしてみました。いつか本格的なクネルを試してみたいものです。